教養的音楽・映画
- 「あなたの好きなものを50数え上げよ」といわれれば、画家・田中一村と奄美の群島はまちがいなくはいる。それほど思い入れのあるテーマの映画がつくられたことがうれしい。過不足ない作品ならそれだけで星5つだが、思い入れのある分辛口採点にならざるをえない。役者陣は抜群の名優ばかり。ただし、榎木孝明の演じる一村は、とくに若い時代の頃の奇抜さが、わたしが伝記史料や作品から描いていた一村とかなりちがい違和感があった。しかし晩年に近づくにつれ一村そのものとなったので安心した。でも、もうすこし寡黙で静かな感じだったんではないかな。それと作品が、「伝記」なのか「フィクション」なのか位置づけがあいまいすぎる。人間関係や千葉から奄美への道程、少女「アダン」など演出が多数ありフィクションの要素が強いのに、あるショットをある絵画作品のインスピレーションのように演出したり、残存する一村のスナップ写真を意識したショットなど、伝記事実とフィクションの区別が判然としない。最後に、パンフレットでは、がじゅまる、アダン、そてつ、アカショウビン、ルリカケスなど奄美の自然が宣伝されているのに、必ずしもその美しさをおさめきれていないように感じられた。
五十嵐匠監督: アダン (★★) - :
:ミュージカルが嫌いなひとでも楽しめます。やはりチェを描いた『モーターサイクル日記』も同じですが、映画はそれがドキュメンタリー仕立てであっても強烈に「物語」を構築しますね。 (★★★)
エビータ
マドンナ アラン・パーカー アントニオ・バンデラス
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-08-19 - :
(★★★★★)
- :
(★★★★)
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(★★★★★)
NUDE MAN - :
(★★★★)
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(★★★★)
- :
(★★★★)
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(★★★★)
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(★★★★)
- :
- :[メロウ、メロウ。メロウなソウルで、勝手にメロメロってください。]
:
(★★★★)
Whatcha See Is Whatcha Get
Dramatics
Stax 2001-10-01
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TOTO: TOTO IV [売れ線ねらいのフュージョン・ロックのお手本。つぼの転調、そこにもっていくメロウなピアノとさわやかなカッティング。参考99] (★★) - Pull Marine/Lemon Incest
Various Artists [Serge Gainsbourg]: Actrices [ゲンズブールがプロデュースした女優たちの歌が満載。ああ、危険、危険。「レモン・インセスト」とか娘と歌っちゃダメダメ。シャルロット、アジャーニ、ドヌーヴ……、みんな歌が上手ですね。] (★★★) - Slowhand
Pointer Sisters: - I can't wait [いま「ユーロビート」とは口にするのも恥ずかしい。そういう意見もわかります。わたしも恥ずかしいです。でも、80年代のディスコ・ミュージックからポップス・チャート・シーンへとイタリアやドイツのグループががんがんと進出した、ハイエナジーからユーロビートの時代はポップ音楽史には欠かせないでしょう。バブルな頃でしたが、そのころの方がマルティチュード的(脱中心的多様)であったという逆説。これは単なる懐メロ・ウケねらいでなくていまでも聴けると思う曲を選びました。85年、86年頃だったか、六本木スクェアビルのネペンタでフィンツィ・コンティーニとともにガンガンかかっていました。]
Nu Shooz: Poolside (★★) - The Isley Brothers: Harvest for the World [もうとにかくこの一枚でいいのでIsley Brothersを聴かなければポピュラー音楽は語れないとまでいいたくなります。ぼく自身は、The Power Stationがカバーしたタイトル曲に打ちのめされたのが、このグループに近づくきっかけでした。80年代ブームといってもパワー・ステーションなんて通じないんですね、いま。ナイル・ロジャースがプロデューサーとして大暴れしていたころに、ドラムの響きが格別とのアナログ時代ならではの理由でもてはやされたN.Y.の同名スタジオからバンド名がとられたパワー・ステーションは、その名の通り泣く子も黙る強烈リズムユニゾンで一世を風靡したユニットです。デュラン・デュランで活躍していたジョン&アンディのテイラー兄妹が、アイドルバンドだけじゃいやだ!といって始まった企画でした。呼びかけ人のジョン・テイラーは、チョッパーばりばりのベースで元シックの伝説ドラム奏者、トニー・トンプソンと組んでがんがんにファンキー・ビート・ロックを完成させていました。そしてボーカルは彼らの憧れであったロバート・パーマー、アンディのギターも歪みまくってTレックスの「ゲット・イット・オン」をカバーしていました。前置きが長くなりましたが、そんなパワー全開のアルバムのB面ラストから二番目にハーヴェスト……のカバーが収められていたのでした。憂いあるメロディーと小気味よいカッティング・リズム、こんなにきもちのよい曲を聴くのは初めての体験でした(高校の三年間だけで1000枚は聴いていたはず)。テディー・ペンダーグラスのブラコンなんて甘ったるすぎるけれども、JBのファンク・ソウルにもついてゆけないという方に、Isleyはおすすめできます。このアルバムは、スローでけだるい、またニューミュージック風(?)に琴線に触れるメロディのナンバーが多く、休日の朝・夕方、夜就寝前、いつ聴いてもよいです] (★★★★★)
- [B級風味]
: (★★★)
ハートブレイカー
: [B級映画の味] (★★)
シリアル・ママ -
: [B級映画の味:メディアと人種差別の問題の手がかりにもなる] (★★★)
ホット・チック -
: [ドラマ「新しい風」のあのひとです。フレンチ・ポップスの真髄。どれも名曲です。] (★★)
ポルナレフ・ベスト
ミッシェル・ポルナレフ -
: [天才詩人。ジャージー、パンキー、メロディアス。ロマ、ラテン、アフリカ、さまざまなモチーフやリズムを自由に扱いながら、洗練された楽曲にまとめあげる。英米ポップスシーンは15年前に終わったと思っているひとも、JHに新しい時代の音楽を感じることができるかも。世界が崩壊した後に、砂漠上の塀に沿ってひたすら歩いている感じ。] (★★★★★)
Scar
JOE HENRY -
: [いわずもがなのヒッチコックの名作ですが、まあいいから観てください。映画作りのお手本のような作品です。ストーリー、音楽、特殊効果——高度な技術によるケバケバしさはいっさいないですよ——、ツッコミを入れる点がない完璧な作品です。精神分析をモチーフにした物語をどのように映画化するのか、いずれにしても1945年の作品としては並はずれています。] (★★★★)
白い恐怖 -
: (★★★)
海外特派員 -

ブーゲンビリア
Cocco
[ぎょっ、「痛い」。心も痛いが、身体も痛い。素晴らしいアルバムだと思うが、Coccoの感性がこのように「癒し」に必要とされる時代は幸福でないとも思う。でも——「首。」〜「がじゅまるの樹」〜「星の生まれる日。」と、いつか再生というか真の誕生の日が来るような希望を与えられる。もちろん絶望的な希望なのだが。まるで『ユリイカ』みたい。そういえばこのアーチストは、あの勝ち気でいてほんとうは弱く傷ついている批評家のお気に入りだった。まるで「首。」は桜井亜美の世界みたい、「星。」はタルコフスキーのよう。時代は変わっている。やはり暗い。でもこの「土地的」なものはなんだろう。驚くほど宇宙的、でもミクロコスモスの。そしてローカル。]: (★★★) - ハート・ブレイカー
: [GFR、75年のライブ。ロックで雷呼べるのは、ほかにはウッドストック'69のマウンテンくらい?] (★★)
グランド・ファンク・ツアー’75
グランド・ファンク・レイルロード
: [コンセプト・アルバムでなくても、やはりアルバムにはそれぞれのまとまりがあるので、ベスト・アルバムはたいてい軽薄な感じになってしまう。松山千春も初期のものを個別に紹介したいところだけれども、自分でもアナログしかもっていない——そして家にはテーブルがない。松山千春を単なる任侠映画俳優だとか、鈴木宗男の応援団だと思っている若者は要注意だ。「歩き続ける時」「時のいたずら」「銀の雨」「白い花」「青春II」もう名曲ばかりで挙げきれないが、とにかく千春先生はすばらしい。歌であり、詩である。その感性は相当なもの、ことばの感覚も希有なひとだ。釧路(?)の初ステージにニッカボッカーズにギターいっちょ抱えて登場し、会場の失笑をかったが千春先生が歌い始めたとたんに、その透き通るような声が響き渡り、会場は静まりかえったという。数あるベスト盤のなかからなぜこれかというと、ジャケット。若かりし頃の表情が満載。気の強そうな目線と、繊細な顔立ちのアンバランス。たとえもう一生歌を書かなくても、これだけ若いときに天才的な曲を歌い続けた千春先生はそれだけでも尊敬に値するのだ。松山のフォークソングは、まったく社会的ない。ごくごく個人的、内的、内奥から、「あのひと」・「対象」・「対象 a」または「鬼火」に向かって叫び、囁かれる歌である。それも恐ろしい詩心で。] (★★★)
ベスト32
松山千春- [ご存じの「名盤」。70年代最後のアルバム。]:


































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